コインランドリー開業支援
laundromat
コインランドリー出店検討中の皆様をフルサポートいたします
コインランドリー経営は将来性があるビジネスなのか?
そんな率直な疑問にお答えするべく、このページでは、各オーナー様の出店動機、利用者ニーズ分析とその実態、理想的な立地条件など、客観的なデータに基づいた事業実態をご紹介させて頂きます。
売る側のポジショントークに終始しないよう、リスクやデメリットについても挙げさせていただきました。
尚、ページ内に記載されている具体的な数字データは、国内コインランドリーシェアNo.1のアクアと、国内屈指のコインランドリー大手であるダイワコーポレーションの行った利用実態調査結果から引用したものです。
コインランドリーは手堅い投資先
コインランドリー出店に掛かる初期費用は、店舗規模や土地建物の所有状況によって上下しますが、平均約3,000万円です。かなりの金額ですが、投資ビジネスとしてよく候補に挙がる、他の事業と比較するとどうでしょうか?
例えばアパート経営は初期費用の桁が違いますし、飲食店は人件費が掛かるほか、成功するためにはそれなりの経験や人脈、ノウハウが必要です。
また、駐車場経営は無人で出来て初期投資も比較的少なくて済みますが、事業としてはローリスクローリターンです。
その点コインランドリーは、人材が不要で特別なノウハウも必要なく始められ、継続すれば認知度が増して収益も積み重なって行く、堅実な投資先と言えます。実際、以下のような動機が上位を占めています。
- 副業、或いは法人のサブ事業として。
- 遊休地や空いているテナントを有効に活用するため。
- なるべく少ない投資と手間で、利益のでる無人店舗経営がしたい。
高まる利用者ニーズ
近年若い人や共働き世帯を中心に、「タイパ」という言葉がよく使われています。
タイムパフォーマンスの略で、「自分が価値を感じる事により多くの時間を割くために、それ以外の事は時短で済ませる」といった具合に、時間の効率化に重点を置いた行動指針です。
こういった考えを持つ人たちにとって、天候に左右されずに大量の衣類を洗濯から乾燥まで自動で行えるコインランドリーは、うってつけのサービスです。
また、世界規模の感染症大流行により、私たちの生活様式も清潔志向へと大きくシフトしました。こうした時代の流れに加え、水洗い可能な寝具や衣類が増えたことも、ニーズ拡大の追い風となっています。
- コスパ<タイパ重視の行動指針を取る人の増加
- 近年のパンデミック起因した、清潔に対する意識の高まり
- 丸洗いできる寝具や、クールビズの普及による水洗いニーズの拡大
こういった状況を背景に、利用者ニーズは、今後ますます高まっていくと思われます。
コインランドリーの利用実態
では、実際の利用実態はどうでしょうか?
以下は、コイン大手のダイワコーポレーションが行った利用実態調査の結果から抜粋したものです。
(※2021年8月実施、国内居住の18~69歳男女、2,000人が対象)
- 直近一年間で利用したことがある人は約30%
- 男女差は見られない
- 20~30代の若年層の利用率が特に高い
- 専業主婦よりも有職者の利用が多い
- 利用のきっかけは布団などの大物洗いで、リピーターは日常衣類を洗っている
- 満足度は90%を超える
若年層有職者の利用率がより高い傾向にあり、この調査結果は、前出の「タイパ意識が高い人に好まれる」という裏付けになっていると言えます。
また、大物洗いで便利さを知ったユーザーが、日常衣類を持ち込んでリピーターとなっている様子は、水洗いニーズの拡大と共に利用者が増えていることの裏付けにもなっています。
エビデンスに基づいたこれまでの成長過程と、現在利用率が約30%程度(直近1年以内の利用率なので、リピーターはもっと少ないです)である事を考えると、今後益々拡大していくマーケットであることは確実です。
実際、店舗数は右肩上がりで増え続けており、20年間で約2倍にまで成長。(※アクア㈱自社調べ)不況にも強く、まだまだ伸びしろが十分にある市場と言えます。
理想的な立地条件
当社が本拠地を置く秋田県を例にとりますと、県全体の一世帯当たりの自動車保有台数は 1.82 台/世帯となっており、一世帯に1台以上の自動車を保有している状況です。
当然ながら、移動手段もマイカーが中心ですので、郊外型店舗が中心となります。
商圏は半径2~5km程度までと、かなり広域です。商圏人口は半径2km圏内に2万人が理想です。車での来店者がほとんどになりますので、十分な駐車台数(5台程度)が確保できることが重要になります。
地方は都心部よりも世帯構成人数が多く、加えて徒歩や自転車移動と比べ荷物の制限が無いマイカー移動が中心となっているため、洗濯物が多い傾向にありますので、需要を受け入れるだけの店舗規模も必要になります。
商圏人口や候補地の面積にもよりますが、15坪~で、小型洗濯機1台、洗濯乾燥機3台~、乾燥機4台~が一般的なプランです。
また、これはどのような業種にも当てはまることですが、生活道路沿いであることや、近くにスーパーがあることなど、視認性が良く、利便性が高いほど、好条件な立地ということになります。
リスクやデメリットについて
ビジネスにリスクはつきものですので、手放しに良いところだけお話しせずに、コインランドリー経営におけるデメリットについても、いくつか解説しておきます。
1.軌道に乗るまで時間がかかる
出店後、周辺住民に認知されるまでの間、特にオープン後1~2年は収益が低い傾向にあります。
2.競合店との差別化が難しい
特別なノウハウを必要としないので、始めやすいことがメリットになっている反面、参入障壁が低いため競合も増えやすく、他店との差別化が難しいというデメリットもあります。
3.完全無人は難しい
手間が掛からないとはいっても、やはり清潔感が無い店舗からは顧客が離れていきますし、特に乾燥機のフィルターは、まめに清掃しないと機械トラブルに見舞われ、対応が必要となりますので、こまめに店舗管理をする必要があります。
その他、自己所有の土地や物件があれば初期投資をかなり抑えることはできますが、立地がコインランドリー向きであるとは限りませんので、せっかくの遊休地が活かせない可能性もあります。
また、売上が天気に左右されやすいなど、オーナー様の努力による状況改善が難しい要素もあります。
多角的に検討し、入念な計画を
客観的なデータから、成長要素が十分にある事業であることは事実ですが、出店までは綿密な下調べをする必要があることも、ご理解いただけたと思います。
ご納得いただけるまでお打ち合わせを重ね、店舗コンセプトを、あらかじめ練っておきましょう。
例えば、初期の低収益対策として、プリペイドカードで前金をもらい、ポイント付与でリピーター確保に努める、他には、差別化のために洗剤やコースを工夫して、清潔志向の顧客に訴求力の高い店舗づくりをする、など。
あるいは、能動的な施策として、タイパ重視の顧客をより多く獲得するために、洗濯代行サービスを行うことを検討してみるのもよいかも知れません。(※クリーニング師の資格取得と、保健所の許可が必要です。)
また、稼働後のお話をすれば、「手間が掛からない」という部分は、他の事業と比べれば確かにそうなのかもしれませんが、売上を伸ばして行くためには、定期的なポスティングをして集客を怠らない、店舗の清掃をこまめに行って居心地の良い空間を維持する、などの地道な作業は当然ながら必要になってきます。
お客様がご自身の店舗運営をはっきりとイメージできるよう、お手伝いをさせていただきますので、ご不明な点はご遠慮なくご相談ください。
商圏調査・ご提案は、もちろん無料です
当社にご相談いただいて、今現在店舗経営をされているオーナー様は数多くいらっしゃいますし、逆に、ご提案段階で思いとどまられた方もいらっしゃいます。
最終的なご判断はお客様に委ねられますが、コインランドリーは、単に投資ビジネスとしてだけではなく、地域に密着して地元住民の生活を支える地域貢献ビジネスとしての側面を持つ、意義のある資産活用法だと思います。
当社は主要メーカー全てを取り扱っており、導入支援から機械の搬入設置工事、店舗什器や販促物、洗剤類のご用意から、稼働後の修理メンテナンスまで、一貫してお引き受けいたします。
候補地周辺の商圏調査や、売上予測に基づいた機械構成のご提案は、もちろん無料で行います。
販売代理店として、信頼できるメーカーとタッグを組みながら、皆さまのコインランドリー開業をフルサポートいたしますので、ご検討中の方は、ぜひお問い合わせください。
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